オーストラリアの話
オーストラリアにまつわる話の一覧です。
- 軍が出動。相手はエミュー。オーストラリア西部で農作物への被害が問題に。軍人と機関銃が投入されたが、エミューの集団を抑え込むのは難しかった。
- 雨が降り始めたときの、あの土の匂い。乾いた土や岩に雨が触れたときの匂いは petrichor と呼ばれる。1964年、オーストラリアの研究者たちがこの語を…
- ウォンバットのふんは、なぜか四角い。ウォンバットは立方体のような形のふんをする。腸の性質と角の形成を調べる研究も行われた。
- 映画『クロコダイル・ダンディー』のワニは本物だった。1986年の映画に登場したイリエワニのバートは、野生から捕獲された個体。のちにダーウィンの施設で暮らし、2024年に少…
- このカニの好物には、ほかのカニも入る。ニュージーランド沿岸などに住むパドルクラブは、夜に貝や甲殻類を食べる。食べ物の幅が広く、同種のカニを食べることも珍しく…
- このフジツボは、流れが強い時だけ食べる。ローズ・バーナクルは岩に付着し、海水中のプランクトンを捕まえる。食事用の脚を広げるのは潮の流れが強い時だけ。穏やかな水…
- お腹に蜜をためて、仲間の食料庫になるアリ。オーストラリアのハニーアントCamponotus inflatusには、腹部を大きく膨らませて蜜を蓄える働きアリがいる…
- 一頭が覚えた『尾びれ歩き』。野生の仲間にも広がった。豪州ポート川のイルカ『ビリー』は保護中に飼育下のイルカの尾びれ歩きを見た。川へ戻ってからその動きを行い、別のイルカ『ウ…
- 甘そうな名のオーストラリアの花。花は地面のほうを向いている。オーストラリアの植物Melichrus procumbensの通称は『ジャムタルト』。花の形と豊かな蜜にちなむ。花は地…
- ヒルは水辺だけとは限らない。この種は乾いた土で数か月を耐える。オーストラリア東部の陸生ヒルChtonobdella limbataは、乾燥すると地中に潜り、ほとんど動かない状態に入…
- 第8055話で、画面の内側も裏側も女性たちに。豪州の長寿ドラマ『ネイバーズ』は2019年の国際女性デーに合わせ、女性だけが出演し、脚本・監督・編集・製作も女性が担う…
- カモが人間の悪口を言った?録音は40年近く眠っていた。オーストラリアのジャコウガモ『リッパー』の1987年の録音には、ドアの音や『you bloody fool』に似た声が…
- アメフトを勧めたのは、コーチではなくバーガー店の知人だった。サモア生まれで豪州育ちのラキ・タシは、ラグビーに親しんでいた。バーガー店を営む家族の知人からアメリカンフットボールを勧…
- 太古の細長い化石は、脱皮する動物の古い仲間かもしれない。豪州などで見つかった約5億6000万〜5億5000万年前の化石が、2024年にウンカス・ザウギシとして記載された。節足…
- 同じ事件で、逮捕・審理・弁護・執行まで担った。豪州統治下のパプアニューギニアで働いたホレス・ナイアルは、殺人容疑の5人を逮捕した後、治安判事を務めた。さらに上級裁判…
- 乗客が予約して初めて、バスの経路が決まる。豪州ビクトリア州の『FlexiRide』は、決まった地域内で予約に応じて運行するバス。固定の経路はなく、指定された乗り…
- オーストラリアには、コンドームの使用を広めるヒーローがいた。1987年、豪州先住民コミュニティ向けのHIV予防活動で『コンドマン』というキャラクターが生まれた。ポスターに登場し、…
- ひらひらした葉っぱは、泳ぐためじゃないオーストラリア南部や西部の海にいるリーフィーシードラゴン。体じゅうの葉のような突起は、泳ぐ推進力には使わず、姿を隠す役…
- 浮き袋に頼らず、ゼリーのような体で浮く魚ブロブフィッシュは、強い水圧のかかる深海にいる。体は水よりわずかに密度の低い、ゼリー状の組織が中心。気体の浮き袋に頼ら…
- 先頭の4人が転倒。後ろの選手が金メダルへ2002年の冬季五輪、ショートトラックの男子1000m決勝。スティーブン・ブラッドバリーは最後尾にいたが、最終コーナー…
- 五輪のプールを、一人で泳いで勝った2000年のシドニー五輪で、赤道ギニアのエリック・ムサンバニは100m自由形の予選を一人で泳いだ。同組の2人がフライン…
- メルボルン五輪なのに、馬術はストックホルム1956年の夏季五輪はメルボルン開催。でも馬術競技は、数か月早くスウェーデンのストックホルムで行われた。オーストラリア…
- ポロにラクロスの道具を合わせた競技があるポロクロスは、馬に乗って、先にネットの付いた棒でボールを運び、相手のゴールを狙うチーム競技。ポロとラクロスの要素を合わ…
- クモが腹を掲げて、色と動きで求愛するオーストラリアのクジャクグモの仲間には、オスが色鮮やかな腹を持ち上げ、脚を動かして求愛するものがいる。見える模様だけで…
- ベジマイトは、ライバル名に対抗して改名したことがあるオーストラリアのベジマイトは、一時パーウィルという名前になった。競合のマーマイトを、英語の母はそうかもしれない、父はそ…
- 虫の瓶に生えた草が、植物を運ぶ箱のヒントになったナサニエル・ウォードは、虫を入れた密閉した瓶の土から、シダや草が育つことに気づいた。そこからガラスで保護する箱を試した…
- デザートの名前が、お世辞や中身のない話にもなるフラマリーは、英国で生まれた柔らかいデザートの名。やがて英語では、空っぽのお世辞や中身のない話を指す意味も持った。豪州…
- 顔を上げて、木の一部に紛れる鳥オーストラリアに暮らすオーストラリアガマグチヨタカは、木の枝に止まる時、頭を上へ傾ける。羽の模様と姿勢が合わさり、折れ…
- シドニーの道に、Eternityを書き続けた人アーサー・ステイスは、早朝のシドニーの歩道などに、チョークでEternityと書き続けた。1932年に始めた活動は約3…
- 火事のあとに開く、種の入れ物オーストラリアのバンクシアには、木質の袋に種を保ち、火事の熱のあとにそれを開くものがある。親の木が失われても、残った種…
- 死亡記事が出たころ、本人はオーストラリアにいた英国の政治家ジョン・ストーンハウスは、1974年11月、マイアミの浜に服を残して姿を消した。溺れたと思われ、新聞には死…
- ハチが持ち去ろうとすると、花が折れ曲がる西オーストラリアのハンマー・オーキッドは、雌バチに似た形や匂いの花の一部で雄バチを誘う。雄がそれを連れ去ろうとすると、…
- 暑い町では、家を地面の下に作る南オーストラリアのクーバー・ペディは、オパール採掘で知られる町。強い暑さを避けるため、丘を掘った地下の住まいもある。岩…
- 化石で知られたクモが、あとで生きた姿で見つかったペリカン・スパイダーと呼ばれるクモの仲間は、長い首のような部分と顎が特徴。1840年代には欧州の琥珀の化石で知られ、1…
- オーストラリアを巡った猫に、飼い主が伝記を書いた猫のトリムは1799年、航海中の船で生まれた。探検家マシュー・フリンダースとともに、1801〜1803年のオーストラリ…
- フランス語で育った跡継ぎを名乗る人が、フランス語を話せなかった1866年、オーストラリアの肉屋が、船で行方不明になった英国の跡継ぎロジャー・ティッチボーンだと名乗った。母親は本人と…
- 六本の腕を隠し、二本でウミヘビに似せるタコミミック・オクトパスは、体の色だけでなく形や動きも変え、ほかの海の生き物に似せる。ウミヘビのように見せる時には、六本の…
- 消えたと思われた大型ナナフシは、海の岩山で生きていたロードハウ島の大型ナナフシは、1920年ごろには絶滅したと考えられていた。ところが2001年、近くの岩山ボールズ・ピラ…
- イモムシの体に、歯まである顔?蛾の一種 Phyllodes imperialis の成長した幼虫には、大きな目のような斑点がある。その間と下には白い…
- 甲羅を脱いだカメ? いえ、カエルです西オーストラリアのタートルフロッグは、小さな頭、短い脚、丸い体を持つカエル。甲羅のないカメに似た姿から名付けられた。砂…
- 有袋類なのに、育児の袋がないオーストラリアのヌンバットは、主にシロアリを食べる有袋類。でも、メスには育児の袋がない。生まれた子は乳頭にしがみつき、…
- 古い道路標識や飲料の箱を、美術に変えたニュージーランド生まれの豪州の芸術家ロザリー・ガスコインは、古い道路標識や飲料の木箱など、見つけた素材を作品に使った。…