アメリカの話 — 3ページ目
アメリカにまつわる話の一覧です。
- 白い実に黒い点。人形の目みたいだ北米東部の植物アクタエア・パキポダは、白い実の先に黒い点が残る。その組み合わせが人形の目に似ているため、英語でドールズ…
- 518発撃ったのに、相手の艦隊が見つからない1943年7月、アラスカのキスカ島西方で、米艦艇がレーダーの反応を敵艦隊と判断して砲撃した。戦艦二隻だけで大砲を518…
- 死亡記事が出たころ、本人はオーストラリアにいた英国の政治家ジョン・ストーンハウスは、1974年11月、マイアミの浜に服を残して姿を消した。溺れたと思われ、新聞には死…
- 二匹の野良犬の近況を、新聞が競って報じた1860年代のサンフランシスコで、バマーとラザラスという犬のコンビが人気を集めた。ネズミ捕りの腕と二匹の関係を、複数の…
- ニューヨークに、空気で押す地下鉄があった1870年に公開されたビーチ・ニューマチック・トランジットは、地下の短いトンネルを車両一両が往復する実験的な乗り物だっ…
- 7月に開通し、11月に崩れた橋米ワシントン州の初代タコマ・ナローズ橋は、1940年7月1日に開通した。風で道路部分が上下するため、建設中から跳ねるガ…
- アラスカの町では、住民の多くが一つの高層棟に暮らすアラスカのホイッティアでは、多くの住民が14階建てのベギッチ・タワーズに住む。1957年に完成した建物で、学校とは地下…
- 金色の甲虫は、刺激を受けると赤茶色にもなる米大陸に生息するCharidotella sexpunctataは、成虫で5〜7ミリほど。鏡のような金色に見えるが、刺…
- 海鳥の卵を取り合い、二人が亡くなった卵戦争1863年、サンフランシスコ沖のファラロン諸島で、海鳥の卵を集めて売る業者同士が争った。6月4日、上陸を試みた一団と島…
- 郵便列車に乗った犬は、名札が増えて上着をもらった十九世紀末、米国の犬オウニーは郵便袋と一緒に列車で移動し、郵便職員たちに親しまれた。行く先の郵便局が首輪に札を付け、ど…
- 1935年の日曜日、砂ぼこりが昼の空を覆った1935年4月14日、米国の平原を激しい砂じん嵐が襲った。黒い日曜日と呼ばれ、オクラホマやテキサスなどで人々は避難した…
- 半年ぶりに帰った犬が、映画で自分を演じた1923年8月、犬のボビーは飼い主の旅行先、米インディアナ州ではぐれた。1924年2月、遠く離れたオレゴン州の自宅へ戻…
- 肺を持たず、皮膚と口の中で呼吸する仲間米カリフォルニアの山に暮らすHydromantesは、肺を持たないサンショウウオの仲間。皮膚と口の内側の組織で呼吸する…
- 米軍がラクダを買い、テキサスへ運んだ時代1855年、米国議会は軍の輸送用ラクダを試す予算を認めた。地中海方面で33頭を集めた一行は、翌年テキサスへ到着。航海中…
- 服を着たリスに、およそ三万人のファンクラブがあった1940年代の米国で、リスのトミー・タッカーは衣装を着て子どもたちの前へ登場し、戦時公債の催しにも参加した。1944年…
- 地面にまかれた宝石が、豊かな鉱山に見せかけられた1872年の米国で、二人の男が宝石の鉱床を発見したとして投資家を集めた。実際には、購入した宝石を現地に置いていた。地質…
- 爆発災害の支援へのお礼が、海を越えるツリーになった1917年、カナダのハリファクス港で大きな爆発が起き、ボストンから救援が届いた。翌年、ハリファクスは感謝を込めてクリス…
- キスカ島へ上陸した時、日本軍はすでにいなかった1943年8月、米国とカナダの部隊はアリューシャン列島のキスカ島へ上陸した。ところが日本軍は、その前に島から撤退してい…
- 年金の調査で、昔の戦友たちが本人だと証言した南北戦争に従軍したアルバート・キャッシャーは、退役後も男性として暮らしていた。後年、出生時の性別が知られ、年金を受けて…
- 川の氷が、巨大な丸いレコードのように回ることがある2019年1月、米国メイン州ウェストブルックの川に、直径約91メートルの氷の円盤が現れた。水面でゆっくり回る氷の円は、…
- 小さなクモの腹が、六つのとげ付きの盾に見えるアメリカ大陸などに暮らすGasteracantha cancriformisは、円い網を張るクモの仲間。メスの腹には六…
- 食べた藻の「発電装置」を持ち帰る北米の海にすむ緑色のウミウシ、エリシア・クロロティカ。藻を食べると、葉緑体を消化しきらず体内に取り込み、光合成できる状…
- 飛行機から落ちて、駅で救助された1943年、米航空兵アラン・マギーの爆撃機がフランス上空で被弾した。使えないパラシュートを抱えた彼は機外に投げ出され、…
- 仲間外れの騒動が、内閣まで動かした1829〜1831年の米国で、陸軍長官ジョン・イートンと妻ペギーが政界の社交から排除された。結婚をめぐる非難に政治対立…
- 脱出した先も、動物園を散歩1985年、サンディエゴ動物園のオランウータン、ケン・アレンは繰り返し飼育場を脱出した。外では園内を歩き、ほかの動物を…
- 保護された猫に、百万人超のフォロワー2004年、ボストンの地下鉄駅の外で見つかった猫ソッキントン。飼い主が猫目線の投稿を始めると、大人気になった。2018…
- 軍曹扱いのアヒル、卵で勘違いが発覚ニュージーランドのくじで米海兵隊員の手に渡ったアヒル、サイウォッシュ。1943年には部隊のマスコットになり、軍曹と呼ば…
- 後ろ脚二本で歩くようになった犬米国の犬フェイスは、前脚に障害がある状態で生まれ、後ろ脚二本で歩く姿で知られた。家族が引き取って世話をし、少しずつ移動…
- 州知事の就任式へ、手こぎボートで1862年1月10日、カリフォルニア州知事になるリーランド・スタンフォードは、手こぎボートで就任式の建物へ向かった。大…
- ウォール街の近くに、麦畑を作った1982年、芸術家アグネス・デネスは、マンハッタン南部の埋め立て地に麦をまいた。ウォール街のすぐ近くで、土を運び、畝を…
- ボディービルの出発点は、56歳の水着選び米国のアーネスティン・シェパードは、56歳で姉妹と水着を試したことをきっかけに運動を始めた。そこからボディービルの競技…
- 大火を消す水が、ホースで凍った1835年12月16日、ニューヨークで大火が起きた。厳しい寒さで川も凍り、消防士は氷に穴を開けて水を確保した。その水さ…
- 五分ごとの暮らしを、日記に残した人米国のロバート・シールズは、1972年から1997年まで、五分ごとの生活を細かく日記に記録した。電球の交換のような小さ…
- 古い紙の手紙でも、古い事実とは限らない1980年代、末日聖徒運動の初期史をめぐる「サラマンダーの手紙」が議論を呼んだ。一部の専門家は紙やインクなどが時代に合…
- 古い家具や瓶から、巨大な玉座を作った米国のジェームズ・ハンプトンは、清掃員として働きながら、借りたガレージで宗教的な作品を作った。1950年から14年かけ…
- 妻の絵が不評で、偽の芸術運動を作った1924年、米国の作家ポール・ジョーダン=スミスは、妻の絵への冷たい評価に腹を立てた。別名で絵を描き、架空の芸術運動の…
- 乗り換えがなくなると困る町が、線路を壊した1853年、米国のエリー周辺で、鉄道の線路幅をそろえる計画が争いになった。乗り換え客の食事や宿泊、貨物の積み替えは町の…
- 冬の湖から切った氷で、夏の飲み物を冷やした米国ミネソタ州のナイフ湖で暮らしたドロシー・モルターは、カヌーで訪れる人たちに自家製ルートビアを振る舞った。電気のない…
- 電話交換機を作った人は、葬儀屋でもあった米国のアルモン・ストロージャーは、葬儀業を営んだ後、電話を自動でつなぐ交換機を発明し、1891年に特許を得た。仲間の技…
- 散歩へ行くと言って、約3500キロ歩いた1955年、67歳のエマ・ゲートウッドは、子どもたちに歩きに行くと伝えて出発した。目的地はアパラチアン・トレイルの終点…
- 理想郷の計画では、農業を冬に覚えるつもりだった1794年、英国の詩人コールリッジとサウジーは、米国に平等な共同生活の場を作ろうと計画した。労働は一日二、三時間で済む…
- 薬局に並んだ絵が、画家への入口になった1938年、米国の薬局の窓に飾られた絵を、収集家が見つけた。描いたのは、晩年に本格的に絵を始めたグランマ・モーゼス。店…
- 絵を見る料金は、25セントだった米ルイジアナの画家クレメンタイン・ハンターは、自分の小屋の外に、絵を見るのは25セントという案内を出していた。描いたの…
- 家族の外出は、録画テープの長さに合わせた米国のマリオン・ストークスは、テレビのニュースを何十年も録画していた。六時間ごとにテープを交換するため、家族の外出もそ…
- 引っ越す部屋から、一万五千ページの小説が見つかったシカゴで病院の仕事などをしていたヘンリー・ダーガーは、長年、作品を公表しなかった。1972年に施設へ移る際、部屋に残っ…
- 音の反響を使い、移動を教えてきた米国のダニエル・キッシュは、視覚を使わず、音の反響を利用する移動の専門家。2000年に団体を設立し、視覚障害のある子ど…
- 荒れた農場が、砂漠という観光地になった米国メーン州の農場では、19世紀の耕作や羊の過放牧で表土が失われ、下にあった砂が露出した。農場は1890年に放棄された…
- 虹の名を持つバッタは、空を飛べない北米のレインボー・グラスホッパーは、黒地に赤や黄、淡い緑の目立つ色を持つバッタ。隠れる色というより、捕食者への警告色だ…
- 妻が主人、夫が従者を装い、奴隷状態から脱出した1848年、米国のエレンとウィリアム・クラフトは、奴隷状態から北部へ逃れた。エレンが白人の男性地主を、夫がその従者を装…
- 深海の観察を、電話で地上へ伝えた1930年代、ウィリアム・ビービとオーティス・バートンは、バミューダ沖で鋼鉄の球に乗って潜った。球はケーブルで下ろされ…
- 富を持つだけでなく、配ることで示す祝いがある北米太平洋岸の先住民のポトラッチでは、主催者が贈り物を配る。富や地位を示すほか、家族や共同体のつながり、名前や権利を確…
- 乾燥すると、植物が丸い玉になるアメリカとメキシコのチワワ砂漠に生えるセラギネラ・レピドフィラは、乾燥に耐える植物。水分が失われると茎が内側へ巻き、丸…
- 捕鯨の祝いでは、皮の上から人を跳ね上げるアラスカ北部のイヌピアットのナルカタックは、春の捕鯨を祝う行事。食べ物を共同体へ分けるほか、大きな皮や布の縁を人々が持…
- 盲導犬と街を渡り、一言の電報を送った1928年、モリス・フランクはスイスで盲導犬バディと歩く訓練を受け、ニューヨークへ帰った。記者たちの前で交通の激しい通…
- タマネギの投機騒動で、中身が袋より安くなった1950年代のシカゴで、二人の業者がタマネギとその先物を大量に買い、後には市場へ大量放出した。価格が崩れ、タマネギが入…
- 俳優のライバル関係が、劇場の外で暴動へ広がった1849年5月、ニューヨークで米国の俳優フォレストと英国の俳優マクレディをめぐる対立が暴動へつながった。背景には階級間…
- 買い物カートを広めるため、使って見せる人を雇ったシルヴァン・ゴールドマンは1937年、米国オクラホマシティのスーパーに買い物カートを導入した。折り畳み椅子をヒントに、…
- 新聞売りの子どもたちは、売れ残りの買い戻しを勝ち取った1899年、ニューヨークの新聞売りの子どもたちは、新聞の仕入れ価格に抗議して販売を止めた。彼らは新聞を買ってから街で売…
- 自転車が売れすぎて、作る会社も増えすぎた1890年代、乗りやすい安全型自転車や空気入りタイヤが、自転車の大流行を後押しした。米国では不況のさなかにも売れ行きが…
- 見慣れない果物を売るため、キウイ料理の昼食を出したフリーダ・キャプランは1962年、米国でまだ見慣れないキウイの販売を始めた。最初は売れ行きが遅かった。料理人に食べ方を…
- 小麦粉が高すぎるという集会が、倉庫への襲撃になった1837年2月のニューヨークでは、小麦粉などの値上がりに怒る人々が集会に集まった。買い占めで値をつり上げているという噂…
- 車で映画を見る実験は、木の間にシーツを張って始めた1930年代初め、米国のリチャード・ホリングスヘッドは自宅で車から映画を見る実験をした。スクリーンは木の間に張ったシー…
- 国境を守る砦を建てたら、建設地がカナダ側だった1816年、米国はシャンプレーン湖の北端で砦を造り始めた。ところが新しい測量で、その土地がカナダ側だと判明。工事は止ま…
- 夫の未完成のノートから、夜の海の通信を作り上げた19世紀米国のマーサ・コストンは、亡き夫のノートに船の信号の案を見つけた。しかし、そのままでは使えない。化学者や花火の…
- タバスコ事業の創業者は、自伝的な文章でソースに触れなかった19世紀の米国でエドマンド・マキルヘニーは、タバスコ・ブランドのソースを売り始めた。ところが晩年に書いた自伝的な短い文…
- 新しい水とされた試料を、研究者が自分の汗と比べた1960年代、新しい形の水だとするポリウォーターが研究者の関心を集めた。通常の水より粘りがあるなどと報告されたが、不純…
- 台所で考えた五角形が、数学団体の玄関の床になった米国のマージョリー・ライスは、雑誌の数学欄をきっかけに、五角形を隙間なく敷き詰める方法を研究した。台所のテーブルで図を…
- 65歳で退職させられた女性が、グレー・パンサーズを作った米国のマギー・クーンは1970年、65歳という年齢のために職場を退くことになった。その年、ほかの退職者たちと運動を始め…
- 人気女優の名前を、映画会社が公表しなかった初期の米国映画で人気を得た、カナダ出身のフローレンス・ローレンス。ファンは誰なのか知りたくて会社へ手紙を送ったが、バイ…
- 10歳で始めたドミノ動画が、映画の仕事にもつながった米国のドミノ作家リリー・ヘヴェシュは、10歳の2009年に動画チャンネルを作った。長く匿名で投稿し、2015年に自分の…
- 米国の青く光る幼虫は、粘る網で獲物を捕まえる米国の湿った谷や川岸にすむオルフェリア・フルトニの幼虫は、青い光を出す。岩の隙間や苔などに粘る網を作り、光に寄ってくる…
- 借地人の反乱の裁判で、双方の弁護士がけんかして収監された1839〜1845年の米国ニューヨーク州では、借地人たちが地代の徴収などに抵抗した。1845年の指導者の裁判では、被告…
- 登る場所に合わせて、義足の高さまで変えた人米国の登山家ヒュー・ハーは、1982年の遭難後に両脚の膝下を失った。登山に戻るため自分で専用の義足を設計し、小さな岩の…
- 銀行破綻後の暴動で、引退世代の将軍が市を立て直した1835年8月、米国ボルティモアで銀行の破綻に怒った人々が、関係者の家などを壊す暴動を起こした。市長が辞任すると、83…
- 鉛筆を削って返す仕事に、証明書まで付けた人米国の漫画家デイヴィッド・リースは、2010年に手作業の鉛筆削りサービスを始めた。当時15ドルで鉛筆を削り、削りかすを…
- 糸のように長い腹をもつハチは、土の中の幼虫を狙う南北アメリカにすむペレキヌス・ポリトゥラトルは、雌の腹が節のある長い筒のように伸びるハチ。土に埋まったコガネムシ類の幼…
- ずっと動くワイパーが気になって、休む仕組みを考えた米国の発明家ロバート・カーンズは、1963年の小雨の運転中にワイパーが動き続けるのを不快に感じたという。そこで人間の目…
- 1766年のハーバードで、傷んだバターが学生の抗議になった1766年、ハーバードの学生たちが食事への不満から抗議した。大学側も、出していたバターの多くが傷んでいたことを認めたが…
- 小さなイソギンチャクは、二つの冠から二匹に分かれる汽水の浅い池などにすむスターレット・シーアネモネは、泥に体を埋め、触手を上に広げる小さなイソギンチャク。英国南部では、…
- 平和のために歩き続け、4万キロを超えて距離を数えるのをやめた人米国のミルドレッド・リゼット・ノーマンは、1953年にピース・ピルグリムと名乗って歩く旅を始めた。人々と平和について語…
- 陸のカニは、音を聞いて巣穴からごはんを探しに出る南北アメリカの大西洋側にすむ陸ガニ、カルディソマ・グアンフミは、葉や果物などを食べる。実験では果物が落ちる音に誘われて…
- 麦わら帽子をいつまでかぶるかで、1922年の街が荒れた当時のニューヨークには、9月15日を過ぎたら男性の麦わら帽子をやめるという暗黙の習慣があった。1922年には若者が帽子…
- 安く、おいしく作れる食事を、1890年の厨房で調べた米国のエレン・スワロー・リチャーズは、1890年にメアリー・ヒンマン・アベルとボストンのニューイングランド・キッチンを…