その他 — 2ページ目
「その他」の話の一覧です。
- 一番高い穴だけでなく、揃えると得点が増えるオランダのスユーランは、木の円盤を滑らせて台の奥の区画へ入れる。区画ごとに点数が違うが、4区画に一つずつ入る組は点が倍…
- ビリヤード風の台に、ピンの障害物があるバガテルは、台の上で球を穴へ入れる古い遊び。球の前には、ピンの障害物が置かれる。固定した金属のピンを使う派生形は、のち…
- ビリヤードの穴が、縁ではなく台の表面にあるバー・ビリヤードの台には、端のポケットがない。球を落とす穴が、台の表面に九つある。さらに倒すと失点するピンも置かれる。…
- 硬貨を払う代わりに、台の線の間へ滑らせるショヴ・ヘイプニーは、硬貨や金属の円盤を木などの台へ滑らせる英国のゲーム。線の間に完全に止まると得点になる。昔の半ペニ…
- ひもで吊った球を振り、卓上のピンを倒す卓上スキットルの一種デビル・アモング・ザ・テーラーズでは、柱から吊った球を振ってピンを倒す。球を床へ転がすボウリングと…
- しりとりの英語版では、読まない字も悩みになる日本語のしりとりには、英語の言葉で遊ぶ形もある。lifeのように最後の母音字を読まない語では、その字を使うか、前の子音…
- 一度に一文字だけ変えて、別の単語までたどるワード・ラダーは、毎回一文字だけ変え、途中も実在する語にしながら目的の語へ進む遊び。ルイス・キャロルが1879年に雑誌…
- 順番を待たず、それぞれが言葉の格子を作るバナナグラムでは、文字タイルを使い、各自がつながった単語の格子を同時に作る。新しいタイルを入れるため、すでにできた言葉…
- 量子力学の講義中に考えた、7片のパズルピエト・ハインは1933年、ハイゼンベルクの量子力学の講義中にソーマ・キューブを考えたと記録される。7種類の立体片を組…
- 近づくだけでなく、離れて相手の駒を取るマダガスカルのファノロナでは、相手に近づいて駒を取るだけでなく、隣の相手から離れる動きでも取れる。動く方向の延長にある…
- ユンノリは、投げた4本の棒の表裏で進む韓国のユンノリでは、さいころの代わりに半分に割った形の棒を投げる。平らな側と丸い側の組み合わせで、駒の進む数が変わる。…
- 盤の外の輪を通って、相手の駒を取る遊びスラカルタの盤には、四角い格子の外に輪の線がある。駒を取る手では、この輪を通って相手へ向かう。普段の移動とは違う経路が…
- 駒が残っていても、取る手がなくなると負けるハワイのコーナネは、相手の駒を飛び越えて取る盤上ゲーム。最初の配置では黒と白の駒が盤を埋め、開始時に空きを作る。以後は…
- ますの中ではなく、線の交点に駒を置く遊びアルケルケでは、線の交点へ駒を置き、相手の駒を飛び越えて取る。盤には縦横だけでなく、斜めの線もある。先に空いた交点へ着…
- 中世の盤上ゲームは、駒の数字で取り方が変わるリトモマキアは、11世紀の記述が残る数学的な盤上ゲーム。駒には数字が書かれ、多くの取り方がその数に依存する。両側の駒の…
- スコパは、場のカードをさらう「ほうき」のゲームイタリアのカードゲーム、スコパ。その名は「ほうき」を意味する。手札と同じ値の場札、または値の合計が一致する札を取る。場…
- このカードゲームでは、3がキングより強いイタリアのブリスコラは、40枚のカードで遊ぶ。カードの強さでは、エースの次が3。その下にキングなどが続く。3を取ると1…
- ペタンクの名は、投げる時の足の姿勢に由来するペタンクは、目標の小さな球へ自分の球を近づける遊び。投げる時は、円の中で両足を地面に置く。助走を使う競技から、走らずに…
- 木の王様を早く倒すと、勝ちではなく負けになるクッブでは、木の棒を投げて相手側の木のブロックを倒す。中央には、大きな「王様」が一つ。相手のブロックをすべて倒してから…
- 一本倒すと数字、二本以上なら本数が得点になるフィンランドのモルックでは、番号付きのピンを倒す。一本だけなら、そのピンの番号が得点。二本以上なら、番号ではなく倒した…
- 古代のゲームを今遊ぶ時は、復元したルールを使う古代エジプトのセネトは、30のますを持つ盤上ゲーム。盤や絵は残るが、正確な元のルールは分かっていない。今の遊び方は、歴…
- 古い盤の遊び方を、粘土板から読み直したウルの王族のゲームは、盤が発見されても、最初は遊び方が分からなかった。大英博物館のアーヴィング・フィンケルは、紀元前1…
- パトリでは、片面に印を付けた豆を投げるメソアメリカのパトリは、豆をサイコロのように使う。片面に穴を開け、白い中身が見える印を作る。投げた豆のどちら側が上かで…
- パチーシの名前は、貝を投げた得点から来たインドのパチーシは、十字形の盤と貝を使う遊び。名前はヒンディー語の25に由来する。六つのタカラガイを使うルールでは、開…
- ダルドスでは、駒の向きが状態を知らせる北欧のダルドスは、船の形の盤に三列の穴があるゲーム。へらのような形の駒を穴へ差し込み、最初は列と直角に向けて置く。遊び…
- シュープラットラーは、体と靴もリズムにする東アルプスのシュープラットラーでは、踏み鳴らしや手拍子に加え、手で靴底、太もも、膝などをたたく。バイエルンやチロルなど…
- 南アフリカのガムブーツ・ダンスは、靴を鳴らすガムブーツ・ダンスでは、踊り手がゴム長靴を履き、足を踏み鳴らす。長靴に鈴を付け、音を加えることもある。防水のための靴が…
- モリス・ダンスでは、小さな布が手の動きを見せる英国のモリス・ダンスには、ハンカチや棒を手に持って踊るスタイルがある。コッツウォルズ系では、手の動きに合わせて布や棒を…
- ザウリは、一人の仮面の踊り手を音楽が支えるコートジボワールのグロの人々に伝わるザウリ。仮面と衣装を着けた一人の踊り手に、音楽家が伴う。特徴的な仮面の由来には、複…
- タランテラの名には、地域ごとの踊りが入るタランテラは、南イタリアの速い踊りとして知られる。でも一種類だけではなく、地域ごとに踊り名や形が違う。カンパニアのタン…
- ゲートボールは、高齢者専用として始まったのではない日本で1947年に考案されたゲートボールは、最初は若者向けの遊びだった。考案者の鈴木和伸は、資材不足の中、木材を使う遊…
- ブルームボールは、靴で走る氷上競技ブルームボールは氷の上で行うが、選手はスケートではなく専用のゴム底の靴を履く。ほうきに似た先端のスティックで、ボールを…
- ラウンダーズでは、下手から球を届けるイギリスやアイルランドのラウンダーズは、バットで球を打って走る競技。でも投手は、下手から球を届ける。野球の映像に慣れた…
- ピックルボールのキッチンは、立入禁止ではないピックルボールには、ネットの近くにキッチンと呼ばれる区域がある。ここでは、バウンドする前の球を打つボレーが制限される。…
- バルバドスの道路から生まれたテニスバルバドスのロードテニスは、道路や舗装したコートで行う。木のラケットを使い、球はテニスボールの毛を取り除いたもの。ネッ…
- テルミンは、手とアンテナの距離で音を変えるテルミンの演奏者は、楽器の前で両手を動かす。弦や鍵盤を押すのではなく、アンテナとの距離で音の高さや大きさを変える。動く…
- カズーは、息より声を入れる楽器カズーは小さな管に見えるが、笛のように息を吹くだけでは演奏にならない。中へ声を出すと膜が震え、声に独特の響きが付く。音…
- 切る道具が、音楽のために曲げられるミュージカル・ソーは、のこぎりの刃を曲げて演奏する。音を出す時は、切る歯ではなく、背側の縁を弓でこするのが一般的だ。曲…
- ニッケルハルパは、鍵で音程を変える弦楽器スウェーデンのニッケルハルパは、バイオリンに似た弓で弾く弦楽器。でも弦を指で直接押さえる代わりに、鍵を押す。鍵に付いた…
- 口琴は、口の中を響く空間に使う口琴は、小さな枠の中の舌状の部分を震わせる楽器。口の中を共鳴する空間に使い、口の形を変えると、聞こえる倍音も変わる。楽…
- エッグ・クリームの材料は、名前と違うエッグ・クリームは、牛乳、炭酸水、味付きシロップを使う飲み物。名前には卵とクリームがあるが、どちらも入らない。名前の由…
- ウェルシュ・ラビットは、肉料理ではないウェルシュ・ラビットとも呼ぶウェルシュ・レアビットは、トーストに熱いチーズのソースを載せた料理。うさぎは入らない。名前…
- ベイクド・アラスカは、熱さと冷たさを重ねるベイクド・アラスカは、ケーキとアイスクリームをメレンゲで覆うデザート。外側を短時間でこんがりさせ、中のアイスが大きく溶…
- カヌレは、外側との落差が持ち味ボルドー地方の菓子カヌレは、溝のある小さな筒形。外は濃く焼けた厚いカラメル状の層で、中は柔らかい。ラムとバニラの風味も…
- プーティンは、チーズの歯応えも大切ケベックのプーティンは、フライドポテトにチーズカードとグレービーを合わせる。温かいソースでチーズは暖まるが、完全に溶け…
- ディアボロは、一本のひもで回して投げるディアボロは、二本の棒の間のひもで回す、鼓形の道具。回転を保ちながら空中へ投げ、またひもで受ける演技もある。一つのひも…
- デビルスティックは、二本で一本を操るデビルスティックの演技では、中心の棒を、手に持つ二本の棒で操る。持ち上げ、たたき、なでるようにして回転や動きを保つ。目…
- マオリのポイは、歌や踊りと一緒に使われるニュージーランドのマオリのポイは、ひもでつながれた球を動かす芸能。伝統の演技では、振付だけでなく、歌や物語も組み合わさ…
- コンタクト・ジャグリングは、体の上で球を動かすコンタクト・ジャグリングでは、球などを体に触れたまま転がす。手や腕、頭へと移し、バランスも使う。何個も空へ投げる芸とは…
- シル・ホイールは、一つの輪が舞台になるシル・ホイールは、演者より少し大きな一つの金属の輪。演者は内側で縁をつかみ、輪ごと転がり、回る。二つの輪を棒でつないだ…
- 美容師のいつもの注文が、料理名になったオランダのカプサロンは、ポテトに肉、チーズ、野菜やソースを重ねた料理。その名は美容室を意味する。2003年、ロッテルダ…
- バニー・チャウは、パンの中にカレーを詰める南アフリカのダーバンで生まれたバニー・チャウは、白いパンをくり抜き、中へカレーを入れた料理。名前からウサギ料理を想像し…
- ドイツのソーセージにも、カレーの粉が掛かるドイツのカリーヴルストは、ソーセージにカレー風味のソースを掛ける料理。カレーの粉とトマト系のソースが、肉の上に来る。カ…
- ポルトガルのサンドイッチは、名前だけ少し別の国フランセジーニャは、ポルトガルのポルトに結び付く料理。パンに肉を挟み、チーズと、トマトやビールを使うソースを掛ける。名…
- ウルグアイのチビートは、牛肉を挟むチビートは、ウルグアイの牛肉のサンドイッチ。チーズやハム、卵なども加わる。ところが、名前は子ヤギを意味する。中身の肉を…
- エジプトのコシャリは、主食を一つに絞らないコシャリは、エジプトで親しまれる料理。米、パスタ、レンズ豆などを合わせ、トマトのソースや揚げた玉ねぎを載せる。ご飯か麺…
- 鳥肉のパスティラは、甘さも組み合わせる北アフリカのパスティラには、鳥肉を薄い生地で包み、アーモンドやシナモン、砂糖を合わせるものがある。表面にも粉砂糖やシナ…
- ランゴシュの名前には、焼いていた頃の名残があるハンガリーのランゴシュは、揚げた平たいパンとして知られる。名前は炎を意味するlángから来た。かつては、パン生地の残り…
- ロモ・サルタードは、ポテトも一緒に炒めるペルーのロモ・サルタードは、牛肉や玉ねぎ、トマトにフライドポテトを合わせる炒め物。ご飯と一緒に出すことも多い。ペルーの…
- ムルタバは、具を入れて生地を折るムルタバは、薄い生地に卵や肉、ねぎ類などを入れ、折って焼く料理。マレーシアやシンガポールなどでも食べられる。元のアラビ…
- ケーキを切ったら、サンドイッチだったスウェーデンのスモーガストルタは、パンと具を重ね、ケーキのように飾る料理。卵、魚、肉などを使う塩味のサンドイッチで、冷…
- 甘いミルクのプリンに、鶏むね肉トルコのタヴックギョウスュは、鶏むね肉を使う甘いミルクのデザート。肉を細かい繊維にし、牛乳や砂糖と合わせる。名前も鶏の…
- 鉱山のロープから、名物ソーセージへスウェーデンのファールンでは、鉱山用のロープに牛の皮を使っていた。残った肉を塩漬け・燻製にする営みが、ソーセージのファ…
- 顔の形が残ったまま、伝統料理にアイスランドのスヴィズは、羊の頭を使う伝統料理。半分に分け、脳を除いて茹でる。冬の伝統食の盛り合わせにも登場する。動物…
- 皮がない、揚げる、細長いおやつオランダやベルギーのフリカンデルは、細長い肉のスナック。ソーセージのような姿だが、一般的なソーセージの皮に当たるケーシ…
- 大事件みたいな名前の、じゃがいも料理ランブルディサンプスは、スコットランドのボーダーズ地方の料理。主な材料は、じゃがいも、キャベツ、玉ねぎ。ロースト料理の…
- 黒いデザートの箱は、樹皮の箱に似せてあるフィンランドのメンミは、ライ麦粉と麦芽などで作る、復活祭のころのデザート。冷やしてミルクやクリームと食べる。昔は白樺の…
- アイスを、ナイフとフォークで食べることもトルコのマラシュ・ドンドゥルマは、サレップという材料を多めに使う、硬く粘りのあるアイス。種類によっては、ナイフとフォー…
- ヤツメウナギみたいな名前で、牛の胃フィレンツェのランプレドットは、牛の第四胃を煮込んだ料理。パンにはさんで食べる街の軽食でもある。名前はイタリア語のヤツ…
- ウェールズの「ブレッド」は、海藻のペーストレイヴァーブレッドは、海藻を煮てやわらかくした、ウェールズの伝統食。名前にブレッドが付いていても、焼いたパンではない。…
- 人工の島を、運河でつないだ都市ミクロネシアのポンペイ島近くにあるナン・マドールは、石やサンゴで作った小島と、その間の運河からなる遺跡。約92の人工島…
- 人が減った漁村で、家々を植物が包んだ中国・嵊山島の后頭湾は、かつて漁業で栄えた村。1990年代から人口が減り、使われなくなった家が緑に覆われた。その景観が…
- 列車が来ると、市場の屋根が引っ込むタイのメークローン鉄道は、市場のすぐ中を通る区間がある。列車が近づくと、店は日よけや線路ぎわの商品を引っ込め、通過後に…
- 登りたい山を、登山隊が見つけられなかったブータンのガンカー・プンスムは、標高7,570メートルの山。1980年代の遠征記には、地図の位置が不正確で、最初の登山…
- 一つの玄関が、二つの国の住所を持つベルギーとオランダの領域が入り組むバールレには、建物を横切る国境もある。玄関を境界が通る家は、ベルギー側がローフェレン…
- 暑い町では、家を地面の下に作る南オーストラリアのクーバー・ペディは、オパール採掘で知られる町。強い暑さを避けるため、丘を掘った地下の住まいもある。岩…
- 大きな岩の下に、町の家が組み込まれているスペインのカディス県にあるセテニル・デ・ラス・ボデガスは、岩の地形に組み込まれた住居で知られる町。家が岩をすべて避ける…
- 傾いた塔の下には、木の土台があったドイツのズールフーゼンの教会塔は、斜めに傾いている。地元の歴史家の説明では、湿地の地下水が木の基礎を保っていたが、19…
- 船が通ると、道路の一片が宙へ動くオランダのレーワルデンにあるスラウアーホフ橋は、二本の腕で15メートル四方の道路部分を持ち上げる。橋全体を二つに開くの…
- 観覧車のように回って、船を上へ運ぶスコットランドのフォルカーク・ホイールは、高さの違う運河を結ぶ回転式の船のリフト。2002年に開いた。船は水を入れた容…
- 山の陰になる町が、鏡で広場に日光を送ったノルウェーのリューカンでは、山が低い太陽を遮り、秋から冬の時期に直射日光が届かない。2013年、山側に大きな鏡を設置し…
- 三つの湖が、別々に色を変える火山インドネシアのクリムトゥ山には、色の違う三つの火口湖がある。色は固定ではなく、火山ガスや湖水の化学状態の変化とともに変…
- アラスカの町では、住民の多くが一つの高層棟に暮らすアラスカのホイッティアでは、多くの住民が14階建てのベギッチ・タワーズに住む。1957年に完成した建物で、学校とは地下…
- 名頃の閉校した教室に、最後の生徒の自画像人形がある徳島県三好市の名頃では、綾野月美さんが作り始めた等身大の人形が、畑やバス停に置かれている。2012年に閉校した学校にも…
- 地面を掘った穴の周りに、部屋を作る町チュニジアのマトマタでは、地面に大きな穴を掘り、その周りへ横向きに部屋を掘った住まいがある。穴が中庭のようになり、部屋…
- ベナンの湖上集落では、行き来の道具が木の船ベナンのガンビエは、ノクエ湖の上にある集落。集落との行き来には木の船を使い、漁業や魚の養殖が暮らしを支える。遠くから見…
- 青い町の壁は有名。でも青くした理由には複数の説モロッコのシャウエン旧市街には、青と白で塗られた壁や家が並ぶ。なぜ青なのかについては、空や天国を表す、蚊を避ける、観光…
- 五十年かけて造った村に、解体された建物の部品も集まったウェールズのポートメイリオンは、建築家クラフ・ウィリアムズ=エリスが1925年から1975年にかけて造った観光村。地中…
- 運河で行き来した村にも、後から自転車の道が加わったオランダのヒートホールンでは、古い区画に道路がなく、運河が移動の道になっていた。その後、自転車の通れる道も加わった。水…
- 東京都の島に、カルデラの内側へさらに火山の丘がある伊豆諸島の青ヶ島は、東京都に属する火山の島。島にはカルデラがあり、その内側に丸山という小さな火山の丘ができている。東京…
- 落ちそうに見える金の岩の上へ、小さな仏塔が建っているミャンマーのチャイティーヨーには、崖の端に載る大きな岩があり、その上へ小さな仏塔が建つ。岩の金色は金箔によるもの。仏陀…
- 巨大な丸い石は、海底の泥の中で育ったニュージーランドのモエラキ・ボールダーズは、浜に並ぶ丸い大きな石。人が球形に彫ったものではなく、海底の泥が鉱物で固めら…
- 春の始まりに、赤と白のひもを身に着ける習慣があるルーマニアやモルドバでは、三月の春の始まりにマルツィショールという小さな飾りを身に着ける。赤と白のひもをより合わせ、胸…
- 木の塔からつるを付けて跳ぶ、バヌアツの儀礼バヌアツのペンテコスト島南部には、男性が木の塔から跳ぶランド・ダイビングという儀礼がある。足首に付けるのは、現代のバン…
- タイの満月の夜、ろうそくを載せた小さな器が水へ出るタイのロイクラトンでは、飾りを付けた小さな浮き器を川や池に流す。バナナの葉などを使った器に、ろうそくや線香を載せる習慣…
- ジャンカヌーの行列では、太鼓と牛の鈴がリズムを刻むカリブ地域のジャンカヌーは、仮装や仮面、太鼓、踊り、行進を伴う祭り。バハマやジャマイカなどに根付き、表記や演じ方は地域…
- ネパールのビスカ祭は、月の暦ではなく太陽の暦を使うネパールのバクタプルやティミで4月に開かれるビスカ祭。バクタプルには神を載せた山車の祭りがあり、ティミには赤い粉を投げ…
- フィリピンには、巨大なクリスマス灯籠を競う祭りがあるフィリピンのサンフェルナンドでは、巨大なパロル灯籠を競う祭りが開かれる。1931年には灯籠に電気が使われ、音楽に合わせ…
- ケーララの虎の踊りでは、人の体が虎模様になるインドのケーララ州に伝わるプーリカリは、虎の踊りという意味の芸能。オナムの祭りなどで、演者が黄色や赤、黒を使って虎やヒ…
- ラオスやタイ北東部では、雨季前の祭りでロケットを上げるブン・バンファイは、ラオスやタイ北東部などの雨季の始まりに行われる祭り。音楽や踊り、行列に加えて、ロケットの打ち上げを…
- 夫婦円満を審理して、ベーコンを授与イングランドのダンモウには、結婚を一年と一日、後悔しなかったと誓う夫婦にベーコンを贈る風習がある。1855年に復活した…
- 怖い面なのに、家で迎える客秋田の男鹿半島のなまはげは、面とわらの衣装で家々を訪れる年中行事の来訪者。怠けや悪い行いを戒める姿が有名だが、家では食…
- 山の馬を集めて、たてがみを刈るスペインのガリシアには、山で半野生の状態で暮らす馬を囲いに集める風習がある。ラパ・ダス・ベスタスでは、たてがみを刈り、…
- 泥がつくのは、厄を遠ざけるため沖縄・宮古島のパーントゥでは、面をつけた来訪者が神聖な泥を人や家につける。泥は災いを遠ざけ、幸運をもたらすものとして扱…
- 牛が死んで生き返る、ブラジルの舞台ブラジルのブンバ・メウ・ボイは、歌や踊りで演じる民衆の物語。地域によって展開は違うが、牛の死と復活が中心にある。登場人…
- 毛皮の一団が、冬を追い払うスロベニアのプトゥイで行われるクレントヴァニエ。主役のクレントたちは、羊の毛皮の衣装で登場する。その音や姿で冬を追い払…
- 肩にのせて歩くのは、願いの重さタミル系の人々が祝うタイプーサムでは、信者がカヴァディという荷を担いで行進する。ムルガン神への祈願や感謝に関わる行為で…
- 新しい布で包み直し、家族で送り直すマダガスカルの一部の人々に伝わるファマディハナでは、家族墓から祖先の遺体を取り出し、新しい布で包み直す。音楽や踊りを伴…
- 結婚相手は、ヴェネツィアの海ヴェネツィアのセンサ祭では、市長がかつての総督の役を担い、潟へ指輪を投げる。町と海の結婚を象徴する儀式だ。船の行列や競…
- 6月の太陽祭。こちらは冬の季節ペルーのクスコで6月24日に行われるインティ・ライミは、インカの太陽神に関わる儀式を再現する祭り。南半球では冬至の季節…
- 最下位の馬へ「来年は勝ってね」モンゴルのナーダムでは、競馬、相撲、弓の競技が行われる。二歳馬の競走では、最後に着いた馬にも特別な呼び名があり、翌年の…
- この踊りは、足を少し地面に引くフィリピンのカリボで大きく祝われるアティ・アティハン。幼子イエスをたたえる行列に、衣装を着た踊り手や楽隊が加わる。街路…
- 大きく反った屋根の家、名前は「座る」からインドネシアのトラジャの祖先の家、トンコナン。大きく反った屋根が目立つが、名前は「座る」という地元の語に由来し、家族が…
- 着飾った男性が並び、女性が選ぶニジェールのウォダベの人々に伝わるゲレウォルでは、若い男性が飾りや化粧をつけて並び、歌い踊る。女性たちの関心を得るため…
- トナカイの角を持って、村を一日踊り歩く英国のアボッツ・ブロムリーでは、毎年九月に角を持つ踊りが行われる。六人がトナカイの角を持ち、ほかの役や楽器の演奏者と村…
- 試合の前に、全身へオリーブ油トルコのエディルネ近郊で開かれるクルクプナルは、オイルレスリングの大会。選手は膝丈の革のズボンを着け、試合前に全身へオ…
- スプーンで器を鳴らして、お菓子をもらうイランの新年ノウルーズ前に行うチャハルシャンベ・スーリー。変装して近所の家を訪ね、スプーンで皿や器をたたき、お菓子を受…
- 十六本の大木を、山から神社へ長野県の諏訪大社の御柱祭では、選ばれた十六本の木を切り、山から運んで各社の四隅へ立てる。御柱の交換は六年ごと、昔の数え…
- けんかの動きを踊るけど、実際には殴らないボリビアのティンクには、地域の儀礼的な闘いと、それを表した祭りの踊りがある。踊りでは拳やしゃがんだ姿勢など、闘いに似た…
- 高い飾りを、行列で海へ運ぶインドネシアの西スマトラ、パリアマンには、ムハッラム月の追悼に関わるタブイックという行事がある。竹や籐、紙で高い飾りを…
- バリでは、新年の一日を静かに過ごすインドネシアのバリ島には、ニュピという静寂の日がある。新年を、にぎやかな宴会ではなく、沈黙や内省で迎える。朝から翌朝ま…
- 馬に乗って見える人、腰には木の馬ポーランドのクラクフでは、腰に木の馬をつけたラヨニクが街を練り歩く。ひげと尖った帽子の姿で、楽隊とともに進む行事だ。杖…
- 冬の終わりを、怖い仮面でにぎやかに迎えるハンガリーのモハーチには、ブショーヤーラーシュという謝肉祭の行事がある。伝統的な仮面をつけた人たちが、音楽や踊り、行列…
- 亡くなった人を思う行事に、風刺もあるネパールのカトマンズ盆地で、ネワールの人々が行うガイ・ジャトラ。前年に亡くなった家族を思い、牛に扮した子どもたちなどが…
- 大きな行列は、川の水を切る儀式で結ばれるスリランカのキャンディでは、仏歯への敬意を示すエサラ・ペラヘラの行列が行われる。太鼓や踊り、象などが加わる大きな行事だ…
- すれ違うと、車両を持ち上げてよけたカンボジアのノーリーは、竹の床などを載せた簡素な線路の乗り物。一本の線路で二台が向き合うと、荷物の軽い方を線路から持ち…
- 赤と青、二つの牛のチームが舞台で競うブラジルのパリンチンスでは、牛をめぐる民俗芸能が大きな舞台対決になる。赤白のガランチードと、青白のカプリショーゾが、歌…
- 春の祭りでは、人も色をかけ合うインドやネパールで祝われるホーリーは、春や愛、善の勝利を祝うヒンドゥー教の祭り。色の粉や水をかけ合い、歌や踊りも楽しむ…
- 聖なる板を包み、頭に載せて水辺へ運ぶエチオピアやエリトリアの正教会の祭りティムカットは、イエスの洗礼を祝う。儀礼では、タボットという聖なるものを布で包み、…
- すすめて断る、を繰り返す礼儀があるイランのタアーロフは、相手への敬意を示す礼儀のやりとり。もてなしでは、主人がすすめ、客が遠慮する応酬が重なることがある…
- 富を持つだけでなく、配ることで示す祝いがある北米太平洋岸の先住民のポトラッチでは、主催者が贈り物を配る。富や地位を示すほか、家族や共同体のつながり、名前や権利を確…
- 捕鯨の祝いでは、皮の上から人を跳ね上げるアラスカ北部のイヌピアットのナルカタックは、春の捕鯨を祝う行事。食べ物を共同体へ分けるほか、大きな皮や布の縁を人々が持…
- 祭りの名前に、贈り物や働きの交換があるメキシコのオアハカのゲラゲッツァでは、各地の先住民の共同体が衣装や踊り、音楽を披露する。その名前はサポテカ語に由来し、…
- 旅立つ人の手首に、糸を結んで幸運を願うラオスなどで行われるバーシーは、結婚や誕生、旅立ちや帰還といった節目の儀礼。集まった人が手首に糸を結び、幸運や無事を願…
- 仮面の踊りが、共同体へのひと言にもなるマラウイ、ザンビア、モザンビークのチェワの人々には、グレ・ワムクルという仮面の踊りの伝統がある。踊り手は動物や人物、祖…
- 水かけ祭りには、年長者の手へ水を注ぐ祝いもあるタイの伝統的な新年を祝うソンクラーンは、4月の水かけで知られる。にぎやかな水の掛け合いだけでなく、年長者の手に水を注い…
- 雪だるまの人形が燃える時間で、夏を占うチューリヒの春の祭りゼクセロイテンでは、冬を表す雪だるまの人形ベーグを燃やす。頭には爆発する仕掛けがあり、火を付けてか…
- 祖先を敬う行事では、米を空中や野へ供える習慣もあるカンボジアのプチュン・バンは、亡くなった親族を敬う宗教行事。僧侶へ食べ物を供え、その功徳を死者へ届ける考え方がある。一…
- 龍王の息子の伝説が、五人で踊る仮面舞踊になった韓国の処容舞、チョヨンムは、東の海の龍王の息子とされる処容の伝説に基づく仮面舞踊。五人の踊り手が衣装と仮面を着けて踊る…
- フィリピンの祭りでは、家の飾りの一部も食べられるフィリピンのルクバンでは、5月15日のパヒヤス祭に、家を果物、野菜、農産物、工芸品などで飾る。米で作るキピンという飾り…
- モンゴルの新年の挨拶では、年長者の腕を下から支えるモンゴルの旧暦の新年、ツァガーン・サルには、親戚を訪ねる習慣がある。年長者へのゾルゴフという挨拶では、若い人が腕を下に…
- 家も車も卒業証書も、まずミニチュアで贈る祭りボリビアのラパスで開かれるアラシタスでは、家、車、携帯電話、大学の卒業証書などのミニチュアが売られる。欲しい物の小さな…
- 冬の祭りに、子どもたちが歌いながら家を訪ねるパンジャーブ地方の冬の祭りローホリーには、子どもたちが家々を訪ね、歌ってお菓子や食べ物をもらう習慣がある。集める物には…
- 英国の行事に、オレンジ係が行列へ加わる英国のハンガーフォードのホックタイドには、トゥッティ・メンという役の人が町を回る習慣がある。手には花と、クローブを挿し…
- この町の馬役は、丸い枠と黒い衣装で踊る英国コーンウォールのパドストウでは、5月1日のオビー・オス祭りで馬を表す衣装が町を進む。丸い枠に黒い衣装と仮面を付けた…
- この祭りでは、神輿を川や火の中へ入れる石川県能登町の宇出津の暴れ祭りでは、大きな灯籠のキリコが町を巡る。神輿は地面に打ち付けられ、川や火の中へも入れられる。…
- 博多の山笠は、電線が増えて二つの役割に分かれた博多祇園山笠には、町を走る舁き山笠と、立てて見せる大きな飾り山笠がある。かつては大きな山笠を担いでいたが、電線が増えた…
- ブロモ山では、火口へ供え物を投げる儀礼があるインドネシア東ジャワのテンゲルの人々のヤドニャ・カサダでは、ブロモ山で祈り、火口へ供え物を投げる。野菜や果物、花などで…
- メスケルでは、大きなたき火の炭で額に十字を描くエチオピアやエリトリアのキリスト教の祝祭メスケルでは、デメラという大きなたき火が行われる。薪は花で飾られ、火のあとに残…
- カメルーンのンゴンドでは、水に入る人が儀礼の使者になるカメルーンのドゥアラで、沿岸のサワの人々が行うンゴンドは、水を中心にした祭り。儀礼では参加者が水に入り、水の精霊ミエン…
- マオリの新年は、地域によって目印の星が違うニュージーランドのマオリの新年と結び付くマタリキは、星々を見上げる季節の行事。でも地域やイウィによっては、マタリキでは…
- 韓国のチルソクでは、麺や小麦の餅を食べる習わしがある韓国のチルソクは、太陰太陽暦の7月7日に行う伝統行事。織姫と牛飼いの伝承だけでなく、小麦粉の麺や焼いた小麦の餅を食べる…
- エスワティニの葦の踊りには、囲いを直す仕事もあるエスワティニのウムランガは、葦の踊りとして知られる行事。参加者は王母の村へ集まり、周辺で高い葦を切って束ね、持ち帰る。…
- 韓国の秋夕には、松葉で蒸す半月形のお餅がある韓国の収穫を祝う秋夕には、ソンピョンという米のお餅が作られる。ゴマや豆などを包み、松葉を敷いて蒸すので香りも移る。半月…
- ダバオの祭りは、三つの土地の顔を名前にまとめていたフィリピンのダバオで行われるカダヤワンは、収穫や地域の文化を祝う祭り。かつての名前アポ・ドゥワリンは、アポ山、ドリアン…
- お盆にキュウリが馬、ナスが牛になる理由日本のお盆には、キュウリの馬やナスの牛を作る習慣がある。精霊馬などと呼ばれ、祖先を家へ迎え、送り返すための乗り物として…
- スリランカのウェサックには、通行人へ食べ物を配る屋台がある仏教の祭りウェサックを祝うスリランカでは、通りや家の前に色鮮やかな灯籠を飾る。ダンサラと呼ばれる屋台は、信者たちが設け…
- ガワイの締めくくりには、儀礼の敷物を片付ける印があるマレーシアのダヤクの人々が祝うガワイ・ダヤクでは、家を客に開く習慣がある。イバンの人々の締めくくりは、ンギリン・ビダイ…
- インドのプシュカルの市には、長い口ひげの競技があるインドのラージャスターン州で開かれるプシュカルの市は、ラクダや馬など家畜の売買と、湖への巡礼が重なる行事。そこには歌や…
- セブの祭りには、遠くから来る人のための宿泊場所があるフィリピンのセブのシヌログ祭りは、幼いイエスを表すサント・ニーニョへの信仰と結びつく。遠方から来て宿を確保できない巡礼…