すべての話 — 7ページ目
Unbubly に収録している話の一覧です。
- 皇帝の息子の誕生は、気球からも伝えられたソフィー・ブランシャールは、ナポレオンの息子が生まれた時、パリ上空を気球で飛び、誕生を知らせる紙をまいた。公式の祝祭で…
- タヌキモの罠は、水ごと獲物を迎える水中のタヌキモには、小さな袋状の罠がある。獲物が入口の毛に触れると扉が開き、水ごと袋へ吸い込まれる。閉じるまでの動きは…
- 汚れた街路に、小さな横断路を作った人19世紀の都市には、道路を渡る人の前を掃き、心付けをもらう仕事があった。馬車の多い街路では、泥や馬の落とし物で長い衣服…
- エスツェットには、大文字もあるドイツ語のßは、Bに似て見えても別の文字。かつて大文字にする時はSSと書くのが普通だった。2017年には大文字ẞも正式…
- エッグ・クリームの材料は、名前と違うエッグ・クリームは、牛乳、炭酸水、味付きシロップを使う飲み物。名前には卵とクリームがあるが、どちらも入らない。名前の由…
- 1852年の飛行船は、風に逆らえなかった1852年、アンリ・ジファールは蒸気機関で動く飛行船で、パリから約27キロ飛んだ。曲がったり円を描いたりすることはでき…
- あるウツボカズラは、ツパイのふんを受け取るボルネオのネペンテス・ロウイは、成熟すると、ツパイのふんから多くの窒素を得る。ツパイはふたの下の分泌物を食べに来る。食…
- 昔の子ども服には、ズボンへの節目があった近世から近代の西洋の一部では、小さな男の子もガウンやドレスを着た。初めてズボンを着ることはブリーチングと呼ばれ、祝いに…
- 古い本のſは、長いsという文字形古い本でfのように見えるſは、長いsと呼ばれる形。普通の小文字sの古い変種で、別の音を示す新しい文字ではない。書体によ…
- ウェルシュ・ラビットは、肉料理ではないウェルシュ・ラビットとも呼ぶウェルシュ・レアビットは、トーストに熱いチーズのソースを載せた料理。うさぎは入らない。名前…
- ニューヨークへ向かった飛行は、カナダに着いた1936年、ベリル・マーカムはイギリスから一人で大西洋を西へ飛んだ。目標はニューヨーク。でも燃料タンクの通気口が凍る問…
- イチョウの落とし物は、果物とは違う作りイチョウの雌の木から落ちるものは、見た目には小さな果物のよう。でも植物学上は、柔らかな外側を持つ種だ。外側が強くにおう…
- 鉄板の熱を、背後の部屋へ回したベルギー南部などでは、台所の暖炉の背後の壁に鉄板を組み込み、向こう側の部屋へも熱を伝える仕組みがあった。板の周りに戸棚…
- スペイン語の1.ªは、女性形の第一を縮めるスペイン語で第一を表すprimeraは、1.ªと縮めて書ける。数字の上の小さなaが、語の形を受け持つ。英語の1stと同…
- ベイクド・アラスカは、熱さと冷たさを重ねるベイクド・アラスカは、ケーキとアイスクリームをメレンゲで覆うデザート。外側を短時間でこんがりさせ、中のアイスが大きく溶…
- 通信を取り戻す道は、ペダルでつないだ第二次世界大戦中、ナンシー・ウェイクのチームは無線機と暗号を失い、ロンドンへ連絡する手段が必要になった。彼女は別の無線…
- ミジンコウキクサは、根なしで浮かぶミジンコウキクサ属の植物は、水面に浮かぶ細かな粒のように見える。根はない。それでも上側のくぼみに花を作り、雄しべと雌し…
- 壁の金属板は、かつて消防への目印だった古いイギリスの建物にある保険会社の金属板は、契約した建物を消防隊へ示す印だった。会社が消防隊を持つ時代の仕組みだ。ただ…
- 繰り返す言葉を、省略する印がある表の下に二本の小さな線がある時、それは上の言葉や数字を繰り返す印かもしれない。ディットー・マークは、同じ内容を書き直さ…
- カヌレは、外側との落差が持ち味ボルドー地方の菓子カヌレは、溝のある小さな筒形。外は濃く焼けた厚いカラメル状の層で、中は柔らかい。ラムとバニラの風味も…
- 燃料タンクを待てず、瓶で試した飛行機作りリリアン・ブランドは、自作機メイフライのエンジンを早く試したかった。燃料タンクがまだなく、空のウイスキー瓶などで代用し…
- ドロソフィルムは、湿地だけを居場所にしないドロソフィルムは、ポルトガルなど地中海西部にすむ食虫植物。乾いた土にも育つ、珍しい例だ。甘いにおいで虫を誘い、葉の腺か…
- 屋敷のひもは、部屋ごとのベルにつながったヴィクトリア時代の屋敷では、部屋のひもを引くと、使用人の待つ場所でベルが鳴る仕組みがあった。ベルには部屋の表示があり、…
- coöperateの点は、音を分けて読む合図英語のcoöperateに置かれる二つの点は、隣り合う母音を別々に読むための合図。co-op-er-ateと分ける。い…
- プーティンは、チーズの歯応えも大切ケベックのプーティンは、フライドポテトにチーズカードとグレービーを合わせる。温かいソースでチーズは暖まるが、完全に溶け…
- 空を飛ぶ前には、自転車で宙を飛んだエレーヌ・デュトリューは、自転車競技で活躍した後、曲芸も行った。1903年には縦の走路で一回転し、自転車で約15メート…
- ヘビクイワシは、地上を歩いて獲物を探すヘビクイワシは猛禽類だが、狩りでは主に地上を歩く。草を踏んで獲物を追い出し、素早い足の打撃で捕らえる。名前からはヘビば…
- パズル・ジャグは、飲み方を考えさせる器パズル・ジャグの首には穴が開いている。普通の水差しのように傾けて飲もうとすると、こぼれる仕掛けだ。器の中には隠れた管が…
- apricityは、寒い季節の陽だまりにも使われた英語の古い語apricityには、日光や太陽の温かさという意味がある。1626年の辞書は、冬の太陽の温かさとして説明し…
- ディアボロは、一本のひもで回して投げるディアボロは、二本の棒の間のひもで回す、鼓形の道具。回転を保ちながら空中へ投げ、またひもで受ける演技もある。一つのひも…
- 1911年のクインビーは、空と映画で働いたハリエット・クインビーは1911年、アメリカで女性として初めて操縦免許を得た。同じ年には、D・W・グリフィス監督の映画…
- オスの飾り羽は、前から見る形を変えるニューギニアのオオカタカケフウチョウのオスは、求愛で背の黒い飾り羽を広げる。胸の青緑の部分も一緒に立ち、正面の輪郭が大…
- 三つ以上のカップが、内部でつながっているファドリング・カップは、三つ以上の器を穴や管でつないだ飲み物のパズル。一つへ注いだ液体が、別のカップにも回る。うまく空…
- absquatulateは、急いで去るという俗語absquatulateは、英語で急いで立ち去る、逃げ去ることを表す俗語。1830年代から確認される、ラテン語風に見せ…
- デビルスティックは、二本で一本を操るデビルスティックの演技では、中心の棒を、手に持つ二本の棒で操る。持ち上げ、たたき、なでるようにして回転や動きを保つ。目…
- 燃料が切れた飛行でも、着陸はできた1916年、ルース・ローはシカゴからニューヨーク州まで、途中で止まらず飛んだ。翌日、ニューヨーク市へ進む途中、マンハッ…
- オカピの長い舌は、食事だけに使わないオカピは、長い舌で葉などを選んで食べる。その舌は、耳や目の手入れにも使われる。食べ物に届く長さが、そのまま自分の顔へ届…
- カード遊びの点数は、小さな板が記録したホイストの得点を覚える道具には、小さなふたを開け閉めするものがある。短い形式の遊び用では、五枚の幅広いふたが点数、三枚…
- snollygosterは、原則より抜け目なさで動く人snollygosterは、英語の古い俗語で、原則に従わない抜け目ない人を表す。特に政治家を指して使われてきた。怪物の…
- マオリのポイは、歌や踊りと一緒に使われるニュージーランドのマオリのポイは、ひもでつながれた球を動かす芸能。伝統の演技では、振付だけでなく、歌や物語も組み合わさ…
- スコットの最初の飛行には、意図の曖昧さがあるブランシュ・スコットの練習機には、地上走行中に飛ばないよう、出力を制限する仕掛けがあった。でも制限のずれか突風によって…
- オオミミギツネの主食には、シロアリがあるオオミミギツネは、イヌ科でも昆虫をよく食べる。シロアリが食事の大部分を占める場合があり、獲物探しには聞く力が重要だ。地…
- ティグは、何人かで使うためのマグだったイギリスの陶器の大きなマグ、ティグには、三つ以上の取っ手がある。縁をいくつかの部分に分け、複数の人が飲むための形だ。九…
- sesquipedalianは、長い単語を表せる英語のsesquipedalianは、長い、多音節の語を形容する。長い語を好んで使う人や文体にも使える。短く言える特徴…
- コンタクト・ジャグリングは、体の上で球を動かすコンタクト・ジャグリングでは、球などを体に触れたまま転がす。手や腕、頭へと移し、バランスも使う。何個も空へ投げる芸とは…
- 遺された箱は、1978年まで開けない決まりだった蝶の研究者マーガレット・ファウンテンは、1940年に亡くなった。標本のコレクションと日記は、ノリッジ城博物館へ遺された…
- ヒメアルマジロの殻は、体に全部密着していないアルゼンチンのヒメアルマジロは、小さな体にピンクの背の殻を持つ。殻は体全体へべったり付くのではなく、背の中央に沿ってつ…
- 人の形をした水差しには、役目のある帽子があるトビー・ジャグは、座った人の形をした陶器の水差し。典型的な人物がかぶる三角帽子は、注ぎ口になる。背後には取っ手もある。…
- 29文字かけて、価値がないと扱うことを言うfloccinaucinihilipilificationは、何かを重要でない、価値がないとみなす行為や習慣を表す英語…
- シル・ホイールは、一つの輪が舞台になるシル・ホイールは、演者より少し大きな一つの金属の輪。演者は内側で縁をつかみ、輪ごと転がり、回る。二つの輪を棒でつないだ…
- 昔助けた子どもたちが、テレビの客席で立った1988年、ニコラス・ウィントンの子どもの救出活動がBBC番組で紹介された。その後の放送では、かつて救出された人に立っ…
- アードウルフは、大物よりシロアリをなめるアードウルフは、アフリカに暮らすハイエナの仲間。ただし、大きな獲物を狩る暮らしではない。長く粘る舌で、主にシロアリを食…
- 寝床が、棚のような箱の中にあったボックス・ベッドは、木の囲いの中に寝床を収めた家具。戸やカーテンで開口部を閉じる形がある。西ヨーロッパでは中世後期から…
- 青田買いは、実る前の収穫を買うことでもある青田買いは、稲がまだ青いうちに、その田の収穫を予約して買うこと。そこから、早い時期に新卒の採用者を確保する意味でも使う…
- 美容師のいつもの注文が、料理名になったオランダのカプサロンは、ポテトに肉、チーズ、野菜やソースを重ねた料理。その名は美容室を意味する。2003年、ロッテルダ…
- 砂地に植えた竹を、長年の植林へつなげたインドのジャダブ・パイェンは、1979年、木のない砂地で死んだヘビを見た。そこで20本の竹を植え、後にも木を植え続けた…
- ツチブタの歯は、一本の塊ではないツチブタの歯には、多数の細い管が集まった構造がある。それぞれの管に内部の通路があり、セメント質でまとまっている。歯の外…
- パンくずを集めるために、小さくした道具1939年、ボルティモアの飲食店主ジョン・ヘンリー・ミラーが、現代のクランバーを考案した。食卓のパンくずを払う道具で、…
- 狐の嫁入りは、天気雨を指す言葉でもある狐の嫁入りは、日本語では晴れているのに降る雨の呼び名でもある。辞書には、夜に連なる怪しい火が婚礼の提灯を思わせる、とい…
- バニー・チャウは、パンの中にカレーを詰める南アフリカのダーバンで生まれたバニー・チャウは、白いパンをくり抜き、中へカレーを入れた料理。名前からウサギ料理を想像し…
- 島で直した桟橋は、完成の翌日に壊れたトム・ニールは1952年、クック諸島のスワローで暮らし始めた。訪問者の提案で、壊れていた桟橋の再建に取り組む。自伝に基…
- フェネックの耳は、聞くためだけではない北アフリカの砂漠などに暮らすフェネックは、体に対して大きな耳を持つ。その耳は獲物の音を探すだけでなく、体の熱を逃がす役…
- トーストを離して立てる棚には、交換条件がある英国で18世紀末から使われたトースト・ラックは、焼いたパンを間隔を空けて立てる。重ねないので、水蒸気が逃げてしんなりし…
- 独擅場の擅は、壇ではなかった一人が自由に力を発揮する場を表す独擅場は、どくせんじょうと読む。擅の字は手偏。壇との混同から生まれた独壇場も、舞台を連…
- ドイツのソーセージにも、カレーの粉が掛かるドイツのカリーヴルストは、ソーセージにカレー風味のソースを掛ける料理。カレーの粉とトマト系のソースが、肉の上に来る。カ…
- 田部井淳子は、雪崩で救出された後に登頂した1975年5月4日、エベレストで田部井淳子らが雪崩に埋まった。シェルパのガイドたちが掘り出し、犠牲者は出なかった。休養…
- 砂漠のカエルは、卵から小さなカエルへ進むナミビアと南アフリカにいるデザート・レイン・フロッグは、巣穴で産んだ卵から、小さなカエルとして現れる。池を泳ぐ自由生活…
- 小銭を入れる作業に、仕掛けが付いた19世紀半ばから作られた機械仕掛けの貯金箱には、小銭を入れたりレバーを動かしたりすると、人物や動物が動くものがある。子…
- 破天荒には、誰もしていないことを成す意味がある破天荒を豪快な人の説明で聞くことがある。ただし、日本語の辞書の最初の語義は、誰も成し遂げなかったことをやってみせること…
- ポルトガルのサンドイッチは、名前だけ少し別の国フランセジーニャは、ポルトガルのポルトに結び付く料理。パンに肉を挟み、チーズと、トマトやビールを使うソースを掛ける。名…
- 雲を分類した人に、ゲーテが関心を寄せた英国のルーク・ハワードは、1802年に雲の分類を提案した。積雲、層雲、巻雲などの名前を整理した仕事は、詩人ゲーテの関心…
- ガラゴは、尿でいつもの道を印付けするアフリカの小さな霊長類ガラゴは、枝などを移動する道に尿のにおいを残す。普段通る場所を印付けする行動だ。木の上の通り道に…
- 塔の上の人影は、時刻を知らせる仕掛けジャックマールは、鐘をハンマーで打つ機械仕掛けの人形。時計塔などの高い場所に置かれる。木や金属でできた人の姿が、時刻を…
- 役不足は、人より役が小さいという意味役不足は、役者に対して役柄が軽すぎることを表す。そこから、本人の能力に比べて与えられた仕事が小さいという意味にも使う。…
- ウルグアイのチビートは、牛肉を挟むチビートは、ウルグアイの牛肉のサンドイッチ。チーズやハム、卵なども加わる。ところが、名前は子ヤギを意味する。中身の肉を…
- ガートルード・ベルの名は、アルプスの山にも付いた中東の旅や考古学で知られるガートルード・ベルは、アルプスにも登った。1901年、ガイドのウルリッヒとハインリヒ・フュー…
- 枝から落ちたアリにも、方向を変えるものがいる熱帯の樹上で暮らすアリの中には、落下中に方向を調整し、木の幹へ戻るものがいる。滑空するアリの行動だ。枝から外れたら地面…
- 天板を広げると、支える脚も開く16世紀の英国で登場したゲートレッグ・テーブルは、天板の一部を折り畳める。使う時には、門のように回転する脚を出し、天板…
- 檄を飛ばすの檄は、呼び掛けの文書だった檄を飛ばすは、文書や伝令で意見を伝え、賛同する人を集めることを指す。辞書は、強く励ます意味で使われる例も区別して載せる…
- エジプトのコシャリは、主食を一つに絞らないコシャリは、エジプトで親しまれる料理。米、パスタ、レンズ豆などを合わせ、トマトのソースや揚げた玉ねぎを載せる。ご飯か麺…
- 100粒の数珠で、長い道の歩数を数えた19世紀、ナイン・シンらは英国の測量隊で、チベットへ向かうための訓練を受けた。普通は108粒の数珠を100粒に変え、1…
- 小さな昆虫の幼虫は、脚を歯車でそろえるイッスス・コレオプトラトゥスの幼虫は、後ろ脚の付け根に、かみ合う歯車のような突起を持つ。跳ぶ時に両脚の動きをそろえ、体…
- カンタベリーという家具は、紙を立てて分けるカンタベリーは、低い台に縦の仕切りを付けた家具。楽譜などを立てて収め、引き出しやキャスターが付く例もある。英国では17…
- 憮然には、がっかりする意味がある憮然という語には、失望してがっかりする、意外なことに驚くという語義がある。不機嫌そうな様子を指す使い方も広まり、辞書に…
- 鳥肉のパスティラは、甘さも組み合わせる北アフリカのパスティラには、鳥肉を薄い生地で包み、アーモンドやシナモン、砂糖を合わせるものがある。表面にも粉砂糖やシナ…
- 客室乗務員だった人が、Q*bertで記録を作ったドリス・セルフは、客室乗務員の仕事を経て、ゲーム大会でも活躍した。1984年、58歳でQ*bertの大会設定の世界記録…
- ツノゼミの飾りは、頭の帽子ではないツノゼミには、とげやほかの生き物に似た、奇妙な突起を持つものがいる。大きく発達しているのは、胸の前方の部分。頭に別の物…
- 酒の瓶を見せたまま、鍵で留める箱があるタンタラスは、デカンターを収め、鍵で取り出せなくする小さな家具。中身は見せられるが、勝手に飲むのを防ぐ。ジョン・ベッジ…
- 穿つは、穴を開けるだけの語ではない穿つは、穴を開けたり、通り抜けたりすること。そのほか、本質を的確に言い当てる意味もある。疑ってかかるという語義も辞書に…
- ランゴシュの名前には、焼いていた頃の名残があるハンガリーのランゴシュは、揚げた平たいパンとして知られる。名前は炎を意味するlángから来た。かつては、パン生地の残り…
- 一時間走った後、もっと走れたと振り返った2017年、105歳のロベール・マルシャンは、自転車で一時間に22.547キロを走った。その後の発言では、残り10分の…
- 雄のランミツバチは、香りを脚に蓄える雄のランミツバチは、ランなどから揮発する物質を集め、特殊な脚の中に蓄える。前脚で集め、中脚を経て、後ろ脚へ移す。花へ行…
- 小さな書き物机は、横から収納を出すダヴェンポート・デスクは、斜めの天板を持つ小さな英国の机。天板を持ち上げると、紙や筆記具を置く場所がある。側面には引き…
- 古語のをかしは、笑えるだけではなかった古典日本語のをかしには、滑稽だ、興味深い、趣がある、美しいなどの意味がある。変だという語義もある。一つの語が、笑いと美…
- ロモ・サルタードは、ポテトも一緒に炒めるペルーのロモ・サルタードは、牛肉や玉ねぎ、トマトにフライドポテトを合わせる炒め物。ご飯と一緒に出すことも多い。ペルーの…
- 走るだけでなく、砲丸と円盤にも出場したポーランドのスタニスワフ・コワルスキは、2015年、105歳で陸上大会に出場した。100メートルを走り、砲丸を投げ、円…
- ケラは、鳴くための穴の形も作るケラの雄は、地中の穴で鳴く。ヨーロッパの種などには、外へ開く穴の形を、音が響くように作るものがいる。翅をこすって出した…
- 標本の間を動くため、肘掛け椅子を改造したフランスのベルジェールは、背や側面に布を張った肘掛け椅子。ダーウィンはその椅子に車輪を付け、書斎の標本から別の標本へ動…
- やぶさかでないは、ためらいのない意味だったやぶさかには、けちだという意味がある。否定したやぶさかでないは、努力を惜しまない、ためらわないという意味になる。ただし…
- ムルタバは、具を入れて生地を折るムルタバは、薄い生地に卵や肉、ねぎ類などを入れ、折って焼く料理。マレーシアやシンガポールなどでも食べられる。元のアラビ…
- しゃがめなくても、五輪に戻れた1931年、ベティ・ロビンソンは飛行機事故で脚を負傷した。走れるまで回復しても、100メートルのスタート姿勢が取れなか…
- お腹を膨らませて、天井にぶら下がるアリ蜜をためるアリの仲間には、食料の貯蔵役になる働きアリがいる。お腹が大きく膨らみ、巣の天井からぶら下がって過ごす。仲間は…
- カメラを背負ったのは、ハトだった1907年、ドイツの薬剤師ユリウス・ノイブロンナーが、ハトに小さなカメラを付けて空から撮影する方法を考案した。特許は最…
- 糸で踊る人形にも、操られる人にもquockerwodgerは、糸を引いて手足を動かす人形を指す英語。そこから比喩で、他人の思うままに動かされる人物も指…
- ケーキを切ったら、サンドイッチだったスウェーデンのスモーガストルタは、パンと具を重ね、ケーキのように飾る料理。卵、魚、肉などを使う塩味のサンドイッチで、冷…
- 土の道と手作りの跳躍器具からアリス・コーチマンは、人種差別のため正式な競技施設を使えず、土の道を裸足で走り、自作の器具で跳躍を練習した。1948年…
- 鉄の鉱物をまとった巻き貝がいるインド洋の熱水噴出域にいるウロコフネタマガイ。一部の集団では、殻の外側や足の鱗に硫化鉄の鉱物が含まれる。ただし、別の場…
- 兵士より馬が多すぎて、助っ人が必要だった1945年、米軍はチェコのホスタウに集められた馬を移す作戦を実施した。馬が兵士の人数を上回り、解放された連合軍捕虜やド…
- 斜めにも、架空の獣にもなる言葉catawampusは、米国の口語で「曲がった」「斜めになった」という形容詞。一方、名詞には、凶暴な架空の動物という意…
- 甘いミルクのプリンに、鶏むね肉トルコのタヴックギョウスュは、鶏むね肉を使う甘いミルクのデザート。肉を細かい繊維にし、牛乳や砂糖と合わせる。名前も鶏の…
- 茂みに隠れて、マラソンの出発を待った1966年のボストンマラソン。出場を認められなかったボビー・ギブは、スタート付近の茂みに隠れ、走者の列に加わった。3時…
- 19センチの魚の中に、86センチの魚2007年、グランドケイマン沖で見つかったブラックスワロワーは全長19センチ。その胃の中には、86センチの魚が入ってい…
- 蒸気機関車の大会に、馬で動く車両1829年、英国レインヒルで鉄道用の動力を選ぶ試験が行われた。蒸気機関車の競争に参加した車両の中には「サイクロペッド」…
- 何も進まない時間にも、妙な名前lollygagは、ぐずぐずする、のんびりして時間を無駄にする、という英語の動詞。やることがあるのに、つい時間だけが過…
- 鉱山のロープから、名物ソーセージへスウェーデンのファールンでは、鉱山用のロープに牛の皮を使っていた。残った肉を塩漬け・燻製にする営みが、ソーセージのファ…
- 番号を剝がされそうになっても、走った1967年、キャサリン・スウィッツァーは、普段使う「K. V. Switzer」の署名でボストンマラソンに登録した。走…
- ふわふわのアリ。実は、ハチベルベットアントは、毛に覆われたアリのように見える。でも分類上はハチの仲間。メスには翅がないため、地面を歩く姿がますま…
- 約2000年前にも、蒸気でくるくる1世紀ごろ、アレクサンドリアのヘロンは、蒸気を噴き出して回る球状の装置を記述した。曲がった管から出る蒸気の反動で回転す…
- 難しい文章を避けよ、というメモの妙な単語gobbledygookは、複雑で分かりにくい言葉を指す英語。1944年、米国のモーリー・マーヴェリックが、難解な役所…
- 顔の形が残ったまま、伝統料理にアイスランドのスヴィズは、羊の頭を使う伝統料理。半分に分け、脳を除いて茹でる。冬の伝統食の盛り合わせにも登場する。動物…
- 有名じゃないから断られた。その海を渡った1950年、フローレンス・チャドウィックは知名度不足を理由に英仏海峡の水泳大会への参加を断られた。自費で挑戦し、同年8…
- お尻みたいな虫が、深海を漂うチャエトプテルス・プガポルキヌスは、中央が丸く膨らんだ小さな海の虫。見た目から、英語で「ブタのお尻の虫」などと呼ばれる…
- 水オルガン。でも、音を鳴らすのは空気古代のヒュドラウリスは、紀元前3世紀のアレクサンドリアの技師クテシビオスに帰される楽器。手押しポンプの空気を、水の入っ…
- お腹のぐるぐる音にも、長い名前borborygmusは、腸内のガスが動くときの、ごろごろという音を指す言葉。もとになったギリシャ語も、音をまねた言葉…
- 皮がない、揚げる、細長いおやつオランダやベルギーのフリカンデルは、細長い肉のスナック。ソーセージのような姿だが、一般的なソーセージの皮に当たるケーシ…
- ゴールまで行った。でも記録は「未完走」1992年のバルセロナ五輪で、デレク・レドモンドは400メートルの途中に脚を負傷した。それでも進み、観客席から来た父に…
- ミノムシは、周りの材料で家を着るミノムシの袋は、糸に小枝や砂、植物のかけらなどを組み合わせたもの。幼虫はそこから頭と胸を出し、袋を持ち歩く。種によって…
- 聖書から「してはいけない」の否定が消えた1631年、ロンドンで印刷された聖書の一部で、十戒の文から英語の「not」が抜けた。不倫を禁じる文が、逆の意味になって…
- 知らない分野にも、意見を言う人ultracrepidarianは、自分の知識や専門の範囲を越えて意見を述べる人、またはその振る舞いを指す英語。あまり…
- 大事件みたいな名前の、じゃがいも料理ランブルディサンプスは、スコットランドのボーダーズ地方の料理。主な材料は、じゃがいも、キャベツ、玉ねぎ。ロースト料理の…
- 裸足で優勝。次は靴を履いて優勝アベベ・ビキラは、1960年のローマ五輪のマラソンを裸足で走り、金メダルを獲得した。4年後の東京では、今度は靴を履いて…
- ほこりまみれが、虫の隠れ方になるサシガメの仲間には、幼虫が体をほこりや周囲のかけらで覆うものがいる。マスクドハンターと呼ばれる種も、その姿が名前の由来…
- 1844年10月22日を待った人々19世紀の米国で、ミラー派の人々はキリストの再臨を待っていた。運動の中で1844年10月22日という日付が広まり、人々…
- 長い響きで、残念な人を指すnincompoopは、愚かな人やばかな振る舞いをする人を指す英語。妙な響きでも、相手をけなす言葉だ。語源にはいくつか…
- 黒いデザートの箱は、樹皮の箱に似せてあるフィンランドのメンミは、ライ麦粉と麦芽などで作る、復活祭のころのデザート。冷やしてミルクやクリームと食べる。昔は白樺の…
- 脚の装具を使った少女が、五輪で三つの金ウィルマ・ルドルフは幼いころにポリオにかかり、左脚の力が弱くなった。治療を受け、12歳ごろには装具なしで歩けるように。…
- 巣で待たず、網を広げて獲物にかぶせるナゲナワグモとは別の、英語でネットキャスティングスパイダーと呼ばれる仲間。前脚の間に小さな網を張り、それを広げて獲物を…
- 一時間もかからなかった戦争1896年8月27日、英国とザンジバルの間で戦闘が起きた。継承したスルタンをめぐる対立の末、英国側が宮殿を砲撃。戦闘は…
- おしゃべりな人にも、小悪魔にもflibbertigibbetには、おしゃべりで落ち着きのない人という意味がある。古い語義では、小悪魔を指すことも。口…
- アイスを、ナイフとフォークで食べることもトルコのマラシュ・ドンドゥルマは、サレップという材料を多めに使う、硬く粘りのあるアイス。種類によっては、ナイフとフォー…
- マラソンの練習に、三つ揃いのスーツランナーのファウジャ・シンは、初めてコーチのもとへ練習に来たとき、三つ揃いのスーツを着ていた。コーチは服装から見直すこ…
- コオロギみたいでも、羽で鳴かないエルサレムコオロギと呼ばれる虫は、エルサレム原産でも、本来のコオロギの仲間でもない。求愛では、お腹を地面に打ち付けて振…
- 200トン級の鐘は、一度も鳴っていないモスクワのクレムリンにある「鐘の王様」は、高さ約6メートル、重さ約200トン。1735年に鋳造されたが、その後の火災で…
- 英国っぽく聞こえても、主に米国の「傘」bumbershootは、傘を指すユーモラスな英語の俗語。英国の言葉だと思われることもあるが、辞書では元来、主に米国で…
- ヤツメウナギみたいな名前で、牛の胃フィレンツェのランプレドットは、牛の第四胃を煮込んだ料理。パンにはさんで食べる街の軽食でもある。名前はイタリア語のヤツ…
- 「テリー・フォックス、カナダ」で届いた手紙1980年、義足でカナダ横断を目指し、がん研究への寄付を募ったテリー・フォックス。病気の再発で挑戦は途中で終わったが、…
- 引っ越したカニが、飾りを付け直すデコレータークラブと呼ばれるカニは、海藻や周りの生き物を体に付けて隠れる。ある観察では、海藻をまとったカニを別の環境へ…
- 肖像画の下の変な形が、頭蓋骨になる1533年、ホルバインが描いた「大使たち」。二人の人物の下には、細長くゆがんだ形が置かれている。斜めから見ると頭蓋骨が…
- 反時計回りにも、魔法っぽい呼び名widdershinsは、反時計回りを意味する古い英語の副詞。現在は主にファンタジーや魔術の話題で見かける語とされる。…
- ウェールズの「ブレッド」は、海藻のペーストレイヴァーブレッドは、海藻を煮てやわらかくした、ウェールズの伝統食。名前にブレッドが付いていても、焼いたパンではない。…
- 助演女優賞を受け取ったのは、別の男性1985年のエミー賞で、受賞者のベティ・トーマスより先に舞台へ出たのは、バリー・ブレーメンという男性だった。本人は受賞…
- 種を、液体ごと噴き出す実ウリ科のエクバリウムは、熟すと果実が茎から外れ、内部の液体と種を勢いよく噴き出す。英語の通称はスクワーティング・キュー…
- 偽物の戦車は、少し見えるように隠した第二次大戦中、米軍のゴースト・アーミーは、空気で膨らませた戦車などで部隊の存在を装った。偽装を完全にすると相手に見つけ…
- 猫の舌と書いて、熱いものが苦手な人「猫舌」は、熱い食べ物や飲み物が苦手なこと、またはその人を指す言葉。字面の意味は猫の舌でも、日常では人についても使う。…
- 人工の島を、運河でつないだ都市ミクロネシアのポンペイ島近くにあるナン・マドールは、石やサンゴで作った小島と、その間の運河からなる遺跡。約92の人工島…
- ニワトリのフンで、ビンゴの番号が決まる米コロラド州フルータには、重い頭部の傷を負いながら約18か月生きたニワトリ、マイクを記念する祭りがある。1999年に始…
- 火事のあとに開く、種の入れ物オーストラリアのバンクシアには、木質の袋に種を保ち、火事の熱のあとにそれを開くものがある。親の木が失われても、残った種…
- 勝利を刻んだ巨大な壺が、床に重すぎたナポレオンのために用意された大理石の壺は、敗戦後に英国へ渡り、ワーテルローでの勝利を刻む彫刻で飾られた。ウィンザー城の…
- 五月雨の「五月」は、いまの暦とは違う「さみだれ」は、陰暦の五月ごろに続く長雨を指す。「五月」と書いても、現在の暦の5月だけの雨とは限らない。辞書には、途切…
- 人が減った漁村で、家々を植物が包んだ中国・嵊山島の后頭湾は、かつて漁業で栄えた村。1990年代から人口が減り、使われなくなった家が緑に覆われた。その景観が…
- 小さなフォークリフトが、床下の在庫を取りに行く天文学者クリフォード・ストールは、ガラス製のクラインの壺をネット販売している。在庫を置くのは、オークランドの自宅の床下…
- 白い実に黒い点。人形の目みたいだ北米東部の植物アクタエア・パキポダは、白い実の先に黒い点が残る。その組み合わせが人形の目に似ているため、英語でドールズ…
- 518発撃ったのに、相手の艦隊が見つからない1943年7月、アラスカのキスカ島西方で、米艦艇がレーダーの反応を敵艦隊と判断して砲撃した。戦艦二隻だけで大砲を518…
- 玉虫色は、色の話にも返事の話にもなる「玉虫色」は、タマムシの羽のような、見る角度で変わって見える色。そこから、解釈がいくつにも分かれる曖昧な表現も意味する…
- 列車が来ると、市場の屋根が引っ込むタイのメークローン鉄道は、市場のすぐ中を通る区間がある。列車が近づくと、店は日よけや線路ぎわの商品を引っ込め、通過後に…
- 死亡記事が出たころ、本人はオーストラリアにいた英国の政治家ジョン・ストーンハウスは、1974年11月、マイアミの浜に服を残して姿を消した。溺れたと思われ、新聞には死…
- ハチが持ち去ろうとすると、花が折れ曲がる西オーストラリアのハンマー・オーキッドは、雌バチに似た形や匂いの花の一部で雄バチを誘う。雄がそれを連れ去ろうとすると、…
- コーヒーをやめられない話が、バッハの曲になったバッハの通称コーヒー・カンタータは、1730年代に書かれた世俗の音楽作品。劇中で父は娘にコーヒーをやめさせようとする。…
- 二千年の蛇が、世慣れた人のたとえになった「海千山千」は、世の中をよく知り、一筋縄ではいかない人を指す。その由来には、蛇が海で千年、山で千年を過ごすと竜になると…
- 登りたい山を、登山隊が見つけられなかったブータンのガンカー・プンスムは、標高7,570メートルの山。1980年代の遠征記には、地図の位置が不正確で、最初の登山…
- ベッドを整え、お茶を飲んだゴリラ1918年から1921年、英国の村ユーリーで人と暮らしたゴリラ、ジョン・ダニエル。当時の記録を紹介する記事には、自分の…
- 実がはじけて、種がバックスピンで飛ぶサンドボックス・ツリーの果実は、熟すと大きな音を立てて割れ、種を飛ばす。高速撮影で調べると、種は後ろ向きに回転しながら…
- モーツァルトは、ペットの鳥に墓碑の詩を書いたモーツァルトが1784年に買ったムクドリは、約3年後に死んだ。伝記では、庭に鳥を埋めるための葬列を用意し、墓に添える詩…
- 耳には入る。けれど意見は風のように通り過ぎる「馬耳東風」は、人の意見や批判を聞いても気に留めないこと。馬の耳に春の風が吹く、というたとえから来た言葉で、李白の詩に…
- 一つの玄関が、二つの国の住所を持つベルギーとオランダの領域が入り組むバールレには、建物を横切る国境もある。玄関を境界が通る家は、ベルギー側がローフェレン…
- 二匹の野良犬の近況を、新聞が競って報じた1860年代のサンフランシスコで、バマーとラザラスという犬のコンビが人気を集めた。ネズミ捕りの腕と二匹の関係を、複数の…
- 光合成をしない。でも、キノコではないゴースト・パイプと呼ばれるモノトロパ・ユニフロラは、白っぽい花を咲かせる植物。葉緑素を持たず、自分で光合成をしない。菌…
- 朝5時、車は道路の反対側を走り始めた1967年9月3日、スウェーデンは左側通行から右側通行へ切り替えた。移行時間に道路にいた車は4時50分に止まり、右側へ…
- 「ちゃんとした」という意味の、冗談で作った言葉英語のcromulentは、「受け入れられる」「問題ない」という意味。1996年のアニメ『ザ・シンプソンズ』のために作…
- 暑い町では、家を地面の下に作る南オーストラリアのクーバー・ペディは、オパール採掘で知られる町。強い暑さを避けるため、丘を掘った地下の住まいもある。岩…
- 猫の駅長のお給料は、キャットフードだった2007年、和歌山の貴志駅で、猫のたまが駅長に就任した。主な仕事は乗客のお出迎え。年俸の代わりに一年分のキャットフード…
- 花なのに、傷ついたハチの匂いで客を呼ぶ南部アフリカのセロペギア・サンダーソニーは、傘のような形の花をつける。特定のハエを呼ぶ匂いは、傷ついたミツバチをまねた…
- ニューヨークに、空気で押す地下鉄があった1870年に公開されたビーチ・ニューマチック・トランジットは、地下の短いトンネルを車両一両が往復する実験的な乗り物だっ…
- 読むものがなくなるのが怖い。そんな冗談の英単語英語のabibliophobiaは、読むものがなくなることへの恐れを表す。辞書ではユーモラスな語に分類される。本が嫌い…
- 大きな岩の下に、町の家が組み込まれているスペインのカディス県にあるセテニル・デ・ラス・ボデガスは、岩の地形に組み込まれた住居で知られる町。家が岩をすべて避ける…
- 宇宙から帰った猫は、あとで名前をもらった1963年10月18日、フランスの実験で猫が宇宙へ送られ、帰還した。飛行前の呼び名はC341。報道で付いたフェリックス…
- ヘビのような両生類に、肺がないアトレトコアナは、細長く、手足を持たない両生類。ヘビのように見えるが爬虫類ではない。さらに肺をまったく持たず、皮膚には…
- 十五世紀の羊皮紙に、読めない文字が並ぶヴォイニッチ手稿には、植物や図と、解読が確立していない文字がある。羊皮紙の年代測定は1404〜1438年を示したが、そ…
- なんだか揉めている。その騒ぎをkerfuffleと呼ぶ英語のkerfuffleは、混乱した騒ぎやひと騒動を指すくだけた言葉。辞書では主に英連邦で使うとされる。厳粛な事件名と…
- 傾いた塔の下には、木の土台があったドイツのズールフーゼンの教会塔は、斜めに傾いている。地元の歴史家の説明では、湿地の地下水が木の基礎を保っていたが、19…
- 盗まれたワールドカップの杯を、散歩の犬が見つけた1966年、ロンドンで展示中のワールドカップ優勝杯が盗まれた。一週間後、犬のピクルスが飼い主と散歩中、駐車した車のそば…
- アリが掘る前から、植物の中に部屋があるミルメコディアの膨らんだ茎には、アリが住める空洞が自然にできる。アリが入れない環境でも部屋は作られ、アリ自身が掘った穴…
- 意味のない文字で、百科事典を作った人がいるイタリアの芸術家ルイジ・セラフィーニは、奇妙な絵と架空の文字による『コデックス・セラフィニアヌス』を作り、1981年に…
- 誰かの失敗を、少し喜んでしまう気持ち英語にも入ったドイツ語由来のschadenfreudeは、他人の不運を見て感じる意地悪な喜びを指す。語の材料は、損害や…
- 船が通ると、道路の一片が宙へ動くオランダのレーワルデンにあるスラウアーホフ橋は、二本の腕で15メートル四方の道路部分を持ち上げる。橋全体を二つに開くの…
- デパートで買われたライオンが、ケニアで昔の飼い主と再会した1969年、ロンドンのハロッズで売られていた子ライオンのクリスチャンは、二人の男性に買われた。大きくなり、専門家の助け…
- 化石で知られたクモが、あとで生きた姿で見つかったペリカン・スパイダーと呼ばれるクモの仲間は、長い首のような部分と顎が特徴。1840年代には欧州の琥珀の化石で知られ、1…
- 7月に開通し、11月に崩れた橋米ワシントン州の初代タコマ・ナローズ橋は、1940年7月1日に開通した。風で道路部分が上下するため、建設中から跳ねるガ…
- やりたい。でも、何も始めない。その願いにも名前がある英語のvelleityは、実現するための努力が伴わない、かすかな願いを指す。強い決意とは違い、思うところまでは行っても…
- 観覧車のように回って、船を上へ運ぶスコットランドのフォルカーク・ホイールは、高さの違う運河を結ぶ回転式の船のリフト。2002年に開いた。船は水を入れた容…